readme(YX_kakudai_syukusyou メモ) 以下,遠山英雄都市建築設計事務所 Web より LT専用として,Y(又はX)方向だけを拡大縮小するコマンドをメニューマクロで作成する ことが出来ます。 Y又はX方向拡大縮小コマンド(LT専用)(作成:古川也寸志氏)〈大変重宝です〉 其々,挿入基点の位置により拡大縮小方向が異なります。 以下,マクロ記述です。 Y方向拡大縮小 ^C^C_SELECT;\-BLOCK;xxxxxx;\P;;-INSERT;xxxxxx;Y;\@;;explode;l;-purge;B;xxxxxx;Y;Y; X方向拡大縮小 ^C^C_SELECT;\-BLOCK;xxxxxx;\P;;-INSERT;xxxxxx;X;\@;;explode;l;-purge;B;xxxxxx;Y;Y; 「操作方法」 ・拡大縮小するオブジェクトを選択する。    ↓ ・(拡大縮小済みのブロックの)挿入基点を指示。    ↓ ・拡大縮小率を入力。 「解説」 ・ブロック挿入時にコマンドラインだと,X・Yを同時に指定できないので,X方向用・ Y方向用の2つのマクロを用意している。 仮のブロック名を"xxxxxx"としているが,支障 のある場合は変更可能。 ・マクロの仕組み オブジェクト選択・ブロック化 → 拡大縮小してブロック挿入・分解・PURGE PURGE は処理用に一時的に作ったブロック名 xxxxxx の削除処理のため。 参考 レギュラー版AutoCADの場合はチョット手間が掛かりますが,通常のブロック定義経由の操作 で同様な結果が得られます。 ■ ACAD/LT_225 図形の縦横比を変えるには (大変重宝です) 図形の縦横(XY)比率を変える際に「尺度変更」コマンドでは縦横の比率が同一になってしまい ますが,図形をブロック定義することで,縦横比率の編集が可能になります。 操作 @.ブロック定義コマンドを実行。「名前」を付けて「挿入基点を指定」し,オブジェクト 「保持」を選択して拡大縮小したいオブジェクトを選択 → ブロック定義ダイアログに戻った ら「OK」ボタンをクリック A.ブロック挿入コマンドを実行。「名前」リストから定義したブロックを選択し,「尺度」の X(またはY)の値を縮小(または拡大)したい値に変更(他は1のまま)して「OK」ボタンをク リック → 画面でブロックの挿入位置を指定 一応ここで取りあえずの編集は完了ですが,ブロック図形を分解コマンドで分解すれば通常の 図形となります。さらにブロックは必要が無ければPURGEコマンドで削除しておくとよいでしょ う。 参考(こちらの方法も同様の結果が得られます) 操作「A」のブロック挿入でブロックに設定を加えずにそのまま挿入し,ブロック図形を選択し て「オブジェクトプロパティ管理」ダイアログで[尺度X・Y]の値を変更すると縦横比を変えるこ とができます。